【最新版】暗号資産を保有する企業ランキングTOP20|いま“買ってる会社”はどこ?

相場が熱いときは、みんな強気です。
でも、相場が冷えた瞬間に見えるのは――「誰が、本当に握っているのか」。

いま検索されている「暗号資産 保有企業 ランキング」を、投資家の言葉に翻訳するとこうです。
“世界で、どの企業がどれだけBTC(ビットコイン)を抱えていて、日本企業はどこにいる?”

この記事では、上場企業のBTC保有量を整理しているBitcoinTreasuries.NETの公開データをもとに、

  • 世界TOP20(上場企業)
  • 日本企業14社(世界順位順)

を、同じモノサシで一気に見える形にします。
さらに「どんな企業か」「投資家として何を見ればいいか」まで、丁寧に深掘りしますね。


まず前提:このランキングの定義(なぜ“暗号資産”なのにBTC中心?)

ここがポイント
一般に「暗号資産を保有する企業ランキング」は、比較可能な開示が揃いやすい関係で、実務上は“上場企業のBTC(ビットコイン)保有量ランキング”として扱われることが多いです。
本記事も、BitcoinTreasuries.NETの集計(上場企業)を基準に整理しています。

もちろん企業によってはETHなど他の暗号資産も持っています。
ただ、横並びで比較しやすいのがBTCなので、どうしても「ランキング」はBTC中心になりやすいんですよね。

私の考察
“比較しやすい”ということは、裏を返すと株価材料になりやすいということでもあります。
企業BTCは「数字」として伝播しやすいからこそ、期待も不安も増幅しがちなんですよね。

【最新版】暗号資産を保有する企業ランキングTOP20(世界・上場企業)

暗号資産の保有企業ランキング

まずは世界TOP20。BTC保有量の多い順です。
(参考:BitcoinTreasuries表示のBTC/USDはこの時点で$87,750前後

順位 企業 ティッカー 企業タイプ(ざっくり) BTC保有
1 Strategy MSTR BTCトレジャリー(ソフトウェア発) 671,268
2 MARA Holdings, Inc. MARA マイニング(採掘) 53,250
3 Twenty One Capital XXI BTCトレジャリー 43,514
4 Metaplanet Inc. MTPLF BTCトレジャリー 30,823
5 Bitcoin Standard Treasury Company CEPO BTCトレジャリー 30,021
6 Bullish BLSH 取引所/金融 24,300
7 Riot Platforms, Inc. RIOT マイニング 19,324
8 Coinbase Global, Inc. COIN 取引所(大手) 14,548
9 Hut 8 Mining Corp 加/米 HUT マイニング/インフラ 13,696
10 CleanSpark, Inc. CLSK マイニング 13,011
11 Trump Media & Technology Group Corp. DJT メディア 11,542
12 Tesla, Inc. TSLA 事業会社(EV/エネルギー) 11,509
13 Block, Inc. XYZ 決済フィンテック 8,780
14 Strive ASST 資産運用 7,525
15 GD Culture Group GDC デジタル/AI系 7,500
16 Cango Inc CANG 金融/関連事業 7,290
17 Galaxy Digital Holdings Ltd 米/加 GLXY デジタル資産金融 6,894
18 Next Technology Holding Inc. NXTT テック 5,833
19 KindlyMD, Inc. NAKA ヘルスケア系 5,398
20 American Bitcoin Corp ABTC マイニング 5,098

見事にほとんどがアメリカの企業です。それでも日本企業が1社頑張って食い込んでいます。
中国の企業も1社入っていますが、このランキングをパッと見るだけでも、アメリカの強さがアリアリと見える結果ですね。


「いま“買ってる会社”」を読み解く:ランキングの見方(投資家向け)

ここがポイント
“買ってる”は同じでも、上位企業には2つの増え方があります。

  • トレジャリー型:資金調達や手元資金で市場から購入して積む
  • マイニング型:採掘で増える(+売却方針で残高が変わる)
私の考察
トレジャリー型は、BTCが増えるたびに「どんな資金で買ったの?」(増資・希薄化)がセットで問われがち。
反対に、マイニング型は、BTC残高よりも電力コストやAIデータセンター転換など“本業の構造変化”が株価の主役になる局面も増えています。

実際、暗号資産が大きく下げた局面で、トレジャリー色の強い企業株が急変しやすい点や、マイニング企業がAIデータセンターへ寄せている流れは、海外報道でも触れられています。


TOP20企業ミニ図鑑:どんな会社で、何を見る?(超実務メモ)

「会社名は見たことあるけど、どんな企業?」を一気に解消するパートです。
1社あたり“株の反応点(どこで動きやすいか)”まで添えます。

1. Strategy(MSTR)|BTCトレジャリーの象徴

  • どんな会社?:ソフトウェア企業を母体に、財務戦略としてBTCを大規模に保有
  • 見るポイント:買い増しペース/資金調達/平均取得単価と含み損益
  • 相場心理メモ:BTCが停滞すると「プレミアム剥落」が出やすい

2. MARA / 7. Riot / 9. Hut 8 / 10. CleanSpark|マイニング大手グループ

  • どんな会社?:採掘(データセンター・電力)を基盤にBTC残高が積み上がる
  • 見るポイント:採掘効率・電力契約・設備投資、そして“売らない/売る”方針
  • 相場心理メモ:BTCだけでなく「AIデータセンター転換」報道にも株が反応しやすい

8. Coinbase(COIN)/ 6. Bullish(BLSH)|取引所・金融寄り

  • どんな会社?:取引所としての事業収益が主役で、保有BTCは“財務の一部”
  • 見るポイント:取引高・手数料収益・規制トピック(米国)+保有BTCの変化

12. Tesla(TSLA)/ 13. Block(XYZ)|事業会社として保有

  • どんな会社?:本業が巨大。BTCは財務戦略の一部として位置づけられる
  • 見るポイント:本業の決算が主役になりやすいが、“BTC方針変更”は材料化しやすい

4. Metaplanet(MTPLF)|世界4位、日本勢の象徴

  • どんな会社?:日本のBTCトレジャリー企業として急浮上
  • 見るポイント:増資・資本政策とBTC積み上げのバランス、mNAV(株が割高/割安か)
  • 相場心理メモ:「日本企業の代表格」ゆえ、海外ニュースでも材料化しやすい

日本企業は世界でどこにいる?(結論)

ここがポイント
世界TOP20入りしている日本企業はMetaplanet(世界4位)だけ。
ただし、BitcoinTreasuriesの日本ページでは、日本企業は合計14社が掲載されています。

日本企業の暗号資産(BTC)保有ランキング(世界順位順・14社)

ここが“日本勢の地図”です。
(注)「保有開始」はBitcoinTreasuries上の held bitcoin since 表記。購入先(取引所/OTC)はIRで明示されない限り追跡が難しいことがあります。

世界順位 企業(コード/ティッカー) どんな会社?(超要約) 保有開始 現在BTC 平均取得単価 投資家メモ(反応点)
4 Metaplanet(3350/MTPLF) BTCトレジャリー(日本の代表格) 2024-04-23 30,823 $108,036 資本政策(希薄化)×BTC積み上げ、mNAV
41 NEXON(3659) オンラインゲーム大手(財務の一部としてBTC) 2021-04-28 1,717 $58,226 “買い増し”より長期保有、基本は本業決算
44 Remixpoint(3825) エネルギー/関連事業+デジタル資産 2024-09-26 1,411 $99,180 追加取得IR・資金繰り・ボラ拡大に注意
45 ANAP(3189) アパレル(BTC保有が財務で目立つ) 2025-04-16 1,219 $96,484 BTCニュースが株に直撃しやすい(“意外性”)
58 Convano(6574) ネイルサロン運営(財務転換が話題) 2025-07-24 762.7 $109,510 BTC比率が見られやすい。下落局面の耐性チェック
79 S-Science(5721) 事業多角化(BTC保有) 2025-09-01 296.2 $114,772 平均取得が高め。含み損の“見え方”に注意
101 Mac House(7603) 衣料小売 2025-08-21 124.8 $110,209 時価総額が小さく材料で振れやすい
111 gumi(3903) ゲーム/Web3(投資色も) 2025-10-03 80.35 $84,297 本業+Web3で材料が複線化。BTCは“追加要素”
116 SBC Medical(SBC) 医療機関支援(ヘルスケア) 2025-02-14 66 N/A BTCは小さめ。本業の収益/ガイダンスが主役
128 Value Creation(9238) DX/マーケ系 2025-03-17 30.38 N/A 小型ゆえ材料で動きやすい。継続方針が重要
130 Lib Work(1431) 住宅関連 2025-10-07 29.64 $111,324 本業サイクル+BTC材料の二段構え
136 AI Fusion Capital(254A) AI×金融/フィンテック 2025-03-13 24.63 N/A “テーマ株”としての連想が強い。需給の荒さに注意
148 MBK(3121) 投資/M&A色 2025-10-02 17.6 $115,786 平均取得が高め。下落局面で評価損が意識されやすい
173 Agile Media Network(6573.T) マーケ/インフルエンサー領域 2025-08-25 4.69 $86,797 規模は小。ニュースの“温度”で株が動きやすい

日本企業の深掘り:最低限ここは押さえたい「3つの視点」

ここがポイント
日本のBTC保有企業を投資家目線で見るなら、まずはこの3点で“整理”できます。

  1. 参入時期(いつから持っているか)
  2. 平均取得単価(下落局面の痛み方)
  3. 本業の強さ(BTCが逆風でも耐えられるか)
私の考察
個人投資家が一番つらいのは、下落そのものより「納得できない下落」です。
だから私は、BTC保有企業を見るときほど“資本政策(希薄化)”と“本業の足腰”を先に確認します。
ここを押さえるだけで、同じ値動きでも心の消耗が変わるんですよね。

ニュースで読む:企業トレジャリー株が揺れやすい局面(直近の空気感)

直近、暗号資産市場の急変で「トレジャリー色の強い企業株が大きく動いた」ことが海外報道でも取り上げられています。
また、Metaplanetをめぐる動き(資本政策・著名人の関与など)もReutersで報じられました。

  • 暗号資産急落後、投資家が慎重化し、トレジャリー企業株が大きく揺れた文脈(Reuters)
  • Metaplanetの株主総会・資本政策をめぐる報道(Reuters)

まとめ:ランキングは“答え”じゃなくて、投資家のための「地図」

私の考察
企業がBTCを持つ時代は、もう“特別”ではありません。
でも、どんな企業が/どの規模で/どんな覚悟で持っているかで、株の性格は別物になります。
ランキングは、企業の覚悟が数字として滲む場所。だからこそ、投資家にとって価値があるんですよね。

世界TOP20に日本企業として入っているのはMetaplanet(世界4位)
そして日本には、BitcoinTreasuries掲載ベースで14社が存在します。

次の記事では(別記事として)、日本企業14社を「別の視点(並べ替え)」で整理して、銘柄の性格がもっと一目で分かる地図にしていきます。


情報ソース(URL一覧)

注意書き


本記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産・株式・銘柄の売買を推奨するものではありません。暗号資産および暗号資産関連株は価格変動が大きく、短期間で大きな損失を被る可能性があります。掲載データは主にBitcoinTreasuries.NET等の公開情報に基づき、2025年12月23日(日本時間)時点の表示をもとに作成しています。最新の保有状況、資金調達方針、会計処理、開示内容は各社IR(適時開示・決算短信・有価証券報告書等)で必ずご確認のうえ、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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